地域移行支援(相談支援事業)

指定特定相談支援 1333800728

私たちはこれまで、重い障害のある方の地域生活に対する相談を数多く受けてきました。
全身性の身体障害の方、重い知的障害のある方、精神疾患を抱えた方、自閉スペクトラム症のある方、行動障害の伴う方、常時の医療的ケアが必要な方、そしてそうした方々をケアしている人たちから、さまざまな相談をうけてきました。

例えば次のような相談です。

  • 「親だけで見るのはいつか限界がくるのだが、遠くの施設に入るのではなく、地元で暮らし続ける形を探したい」
  • 「将来的に親元から離れて、アパートを借りて一人暮らしをしたい」
  • 「今は施設入所(あるいは長期入院)しているが、住み慣れた地域に戻って暮らしたい」
  • 「親である私たちと一緒に生活しているが、親亡き後を考えて、親以外の支援者との生活を今から準備したい」

私たちができること

  • ご本人の希望や不安を整理する
  • 支援チームをつくるために調整する
  • サービス等利用計画を作成する
  • 家探し〜移行〜安定までチームで伴走する

※医療行為そのものは行いませんが、必要に応じて医療機関・関係機関と連携しながら支援を調整します。

制度上の位置づけ

本事業は、障害福祉サービス(計画相談)に基づいて行います。
利用に必要な手続きや、受給者証・支給決定についてもご相談いただけます。

地域移行までの流れ

1)初回相談
漠然とした不安を話すことでも、遠い将来の希望を話すことでもかまいません。まずは、お問合せください。
今後の支援のキーパーソンになる方と一緒に来訪いただくと、その後の流れがスムーズです。

初回相談では、次のようなことを一緒に整理します。

  • どんな暮らしを望んでいるか
  • いま困っていること・不安なこと
  • どんな支援があると安心できるか

2)支援チームの構築
地域移行は、単独で進めるものではなく、チームで取り組むものです。
ご本人やご家族を中心に、相談支援専門員、ヘルパー事業所、通所事業所、医療機関、自治体ケースワーカー等と連携して支援体制を整えます。

3)地域移行プランの策定
支援チームと一緒に今後の生活の方針を定め、「サービス等利用計画」にまとめます。
この計画に基づいて、行政が障害福祉サービスの支給決定を行います。

4)家探し
親の家ではなく、施設ではなく、「自分の家」があることが自律生活の核になります。
持ち家があることも稀にありますが、多くの場合は賃貸住宅です。
家探しが最初にあってからプランが策定されることもあります。

5)移行期
地域生活を試すために、入居予定の家や私たちの体験室で体験宿泊を行うこともあります。
体験は週1回から始め、少しずつ回数を増やしていくなど、状況に合わせて進めます。
移行期間は数か月で進む場合もあれば、1〜2年かけてじっくり取り組む場合もあります。
移行中は、こまめな振り返りを重ねながら、トライ&エラーを繰り返して安心できる生活環境を整えていきます。

6)安定期
移行期を経て安定期に向かい、移行期とは質の異なる課題に対処していきます。
この時期には課題の焦点は、家の中のことから家の外のことに移っていくことが多いです。
中長期的な課題に目を向けるのもこの時期の特徴です。
例えば、生活習慣病のことであったり、特定の社会活動のことであったりすることがあります。
また、支援者の入れ替わりや引き継ぎなど、暮らしを続けるための調整が必要になることもあります。

対象地域

東京都多摩地区周辺(希望に応じて調整します)

ご相談

地域での生活は、「できる/できない」で端的に決まるものではなく、環境と支援の組み立て方でいかようにも変わっていきます。
小さな変化を積み重ねた先にそれはあります。
ご本人の希望を中心に置きながら、私たちが一緒に道のりを考えます。
ご本人と周囲の状況に合わせて、無理せず一つずつ進めていきます。

漠然とした不安や、遠い将来の希望からでもかまいません。
ご本人・ご家族・支援者の方からのご相談を受け付けています。

相談支援事業への問い合わせはこちら
相談支援呼及舎
1333800728(特定相談支援)
メール soudan@kokyusha.net
電話 042-511-5346